見る自然と庭園、ひつじのショーンの世界2019-12-18 173 views

米原市の静かな郊外にローザンベリー多和田イングリッシュガーデンはある。
施設名の一部にもなっている多和田は緑豊かな森が広がる山々に囲まれた美しい地域だ。この地方の美しい風景が、彩り豊かで手入れの行き届いたローザンベリーの庭園に最高の背景を与えている。


庭園に入る手前にはギフトショップがあり、さまざまなおみやげ類、スナック、ジャム、それに自分のコレクションに加えたくなるような植物も売っている。そこで私たちは今回ローザンベリー多和田を案内してくれる親切でエネルギッシュなスタッフに出会った。庭園の入口近くには小さなカフェとレストランがあり、そこでは訪れた人たちがゆったりとした時間を過ごし、静かな雰囲気を楽しんでいた。  


メインガーデンに入ると、木と石で造られた小道が入念に選ばれた草花たちと入り組んだ庭園を抜けていく設計になっている。さまざまな色合い、形、大きさをした花々が心地よい香りを放っていて、このエリアだけでも何時間も滞在したかったが、他にもまだまだ見るべきものがたくさんあるのだ。我々は先に進むことにした。



次に案内されたのはBBQエリアだ。ここでは訪れた人たちがグリル付きのテーブルを使って自分たちで料理を楽しむことができる。ローザンベリーで育った有機野菜をその場で食べることができるのだ。BBQエリアのすぐ近くには体験工房があり、そこでは家族連れたちがさまざまなモノづくりを楽しんでいた。何とここではパン作り体験まであり、できたてのパンを楽しむこともできるのだ。


手づくり工房を出ると、我々は丘の上へと向かった。そこにはローザンベリーの新しいアトラクションである「ひつじのショーン」のエリアがある。あの大人気のイギリスのクレイ・アニメーション「ひつじのショーン」の舞台を忠実に再現したエリアだ。
丘の上に行くまでに室内ブドウ園を通っていく。そこでは秋の収穫期に向けて丁寧にぶどうが準備されていた。ブドウ園を抜けると本物の羊たちが放牧されているエリアがあり、おとなしい羊たちが耳の後ろを掻きながらのんびりしていた。
丘の上に辿りつく前に、ロード・オブ・ザ・リングのホビット族の世界を彷彿とさせる小さな家があり、ものすごく緻密に作られたガーゴイルの石像(西洋の想像上の怪物。欧米では雨どいの役割をしていることが多い。恐ろしい形相で厄を払うと考えられている)が家を守っていた。




丘の上に着くと、いよいよ「ひつじのショーン」エリアだ。我々は「ひつじのショーン」が再現された世界に驚くばかりだった。「ひつじのショーン」エリアにある牧場主の家に入ると等身大のメインキャラクターがいて、キッチンではピザを作っていた。
家の中は細部にいたるまで全てがずんぐりとして丸みを帯びたクレイアニメーション感たっぷりの独特の世界が再現されていた。








「ひつじのショーン」エリアの近くにはカフェがあり、我々はそこで少し休憩し、カフェからの素晴らしい景色とアイスコーヒーを楽しんだ。
カフェでのんびりした後はいよいよ戻る時間だ。丘の上からの帰りはミニSL列車(ミルキーウェイ)に乗って丘のふもとまで戻ることにした。SL列車は鮮やかなバラで出来たトンネルを通り、我々を楽しませながらゆっくりと丘のふもとまで連れていってくれた。





ローザンベリーを出る前にソフトクリームを食べることにした。地元の牛乳(伊吹牛乳)とニュージーランド産のハチミツ(マヌカハニー)で作られたソフトクリームだ。 このソフトクリームは信じられないほどなめらかで味わい深く、ローザンベリーの訪問を締めくくるには最高のごちそうだった。


ローザンベリー多和田は様々なアクティビティが体験できる上に見どころも多く、実に印象的な場所だ。のんびり過ごしたいのであれば数時間では足りないほどであり、もしローザンベリー多和田をたっぷりと楽しみたい方は、ある程度時間の余裕をもって訪問されることをお薦めしたい。

 

 

ローザンベリー多和田

バラとクレマチス、宿根草が植えられたイングリッシュガーデンを中心に、ポニーや羊の牧場、フェアリーガーデン、そして「ひつじのショーンファームガーデン」など四季を通じて様々な風景が楽しめる施設です。

住所 521-0081 滋賀県米原市多和田650-10
TEL 0749-54-2323
営業時間 10:0017:00
定休日 火曜日(祝日の場合は営業)

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