かつて東洋一と謳われた小学校を巡る 滋賀県の見る | 米原市、彦根市、近江八幡市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町の観光情報

見るかつて東洋一と謳われた小学校を巡る2019-12-19 994 views

かつて、「白亜の殿堂」「東洋一の小学校」と呼ばれた豊郷小学校の旧校舎群。1937年に完成したその校舎は、当時には珍しい鉄筋コンクリート造の近代建築だった。2004年に小学校としての役目を終え、現在は町立図書館や教育委員会が入る複合施設として活用され、一般公開されている。

地元豊郷の出身でのちの丸紅株式会社の前身である丸紅商店の専務であった古川鉄治郎の全額寄付によって建設費用が賄われ、ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で建てられた。
「東洋一の小学校」と謳われるだけあって、最先端の理科室やモダンな貴賓室などが設けられ、ボイラーによる暖房設備や水洗トイレを完備し内線電話やガス供給設備も整っていたという。

階段の手すりには、「兎と亀」をモチーフとした飾りが施され、この小学校のシンボルとなっている。第2次世界大戦中の金属供出によって一時は失われたが、のちに篤志家の寄付により復活した。

2階の理科室・理科準備室(通常非公開)には、当時最先端の実験器具や標本・模型等が備わっていた。

最上階の3階には、通称「音楽室」と呼ばれる会議室がある。豊郷小学校は、2009年に放送されたアニメ「けいおん!」の主人公たちが通う高校のモデルとされており、ここでは、その軽音部部室が再現されている。また、隣の唱歌室では有志によるライブなども不定期で開催されている。

立派な講堂は、現在も小学校の入学式や卒業式などの行事で使われている他、催し物も開催される。



一時は解体される運命にあった豊郷小学校旧校舎群だが、住民の反対により保存が決定され、こうして今に姿を残している。
「東洋一の小学校」をあなたもぜひ体験してほしい。

 

豊郷小学校旧校舎群

中山道の石畑と四十九院の間に、白鷲が羽を広げたような洋風建築の豊郷小学校が見えます。この校舎は、一人の近江商人「丸紅」の専務であった古川鉄治郎によってすべて寄贈され、1937年に建てられました。当時は東洋一の教育の殿堂ともいわれました。

住所 529-1169 滋賀県犬上郡豊郷町石畑518
TEL 0749-35-3737
営業時間 9:0017:00
定休日 年中無休(年末年始は除く)
料金 入場無料

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